スナッグゴルフ|子供や高齢者が気軽に始められる新しいスポーツ

2025年4月5日

スナッグゴルフとは？

スナッグゴルフは、2001年にアメリカのプロゴルファーによって考案された革新的なゴルフスポーツです。

通常のゴルフと似ていますが、クラブはわずか2本だけ。

屋内でも屋外でも手軽にプレーできるため、小さなお子さんから高齢者まで誰でも楽しめるのが最大の魅力です。

「ゴルフは敷居が高くてお金がかかる」というイメージを持つ方も多いと思いますが、スナッグゴルフなら20,000円台でセット一式を購入できるため、気軽に始められます。

ルールは通常のゴルフとほぼ同じですが、ターゲットが異なります。

スナッグゴルフでは、ホールではなく「スナッグフラッグ」と呼ばれる特殊なフラッグを目指してボールを打ちます。

このフラッグに何打でボールをくっつけられるかを競うのが基本ルールです。

通常のコースは、6ホール、9ホール、または18ホールで構成されています。

また、使用するボールも本格的なゴルフボールではなく、柔らかい素材でできた特殊なボールを使用するため、安全に楽しむことができます。

スナッグゴルフは子供から大人まで幅広い年齢層に適していますが、特に競技人口が最も多いのは小学生です。

アメリカでは8,000校以上の小学校で体育の授業として取り入れられており、日本でも1,000校を超える小学校がスナッグゴルフを授業に導入しています。

また、家族の交流としても人気があります。

私の知人は孫と一緒にスナッグゴルフを楽しんでいますが、世代を超えた会話のきっかけにもなり、家族の絆を深める素晴らしい機会になっているようです。

スナッグゴルフの魅力は教育現場だけにとどまりません。

以前、プロゴルファーが大会会場近くの小学校でスナッグゴルフの体験会を開催した記事を読みました。

トッププロである河本結プロと河本力プロも、地元の小学校でスナッグゴルフを通しての交流会を行っていました。

このような取り組みは、子どもたちがゴルフをより身近に感じ、スポーツとしてのゴルフに興味を持つきっかけになっています。

現在アメリカでプレーしている、畑岡奈紗プロはスナッグゴルフからゴルフを始めたそうです。

スナッグゴルフからゴルフに興味を持ってくれる子供たちが増えますように。