ゴルフウェア|高級化する市場と購入のジレンマ

ゴルフを始めて20数年、最も劇的な変化を遂げたのはゴルフウェアです。

特に女性向けウェアの進化は目覚ましく、従来の地味で無難なデザインからカラフルで洗練されたファッショナブルなアイテムへと生まれ変わりました。

ゴルフショップではレディースウェアの売り場面積が年々拡大し、多様なニーズに応える品揃えとなっています。

機能面でも大きな進化を遂げており、最新のゴルフウェアには高機能な防風素材や快適なストレッチ性が標準装備されています。

しかし、この進化に伴い価格帯も上昇傾向にあります。

特に注目すべきは、女子プロゴルファーが着用するゴルフブランドのウェアで、一着3万円から5万円という高価格帯が一般的となっています。

(こういうところが「ゴルフはお金がかかるスポーツと」敬遠される原因の一つかと・・・)

最近では、ワークマンやファッションセンターしまむらなど、リーズナブルな価格帯の店舗もゴルフウェア市場に参入しています。

ただし、これらの店舗では男性向けウェアが中心で、女性向けの選択肢はまだ限られているのが現状です。

この状況を受けて、私は普段着としても使えるファストファッションのアイテムをゴルフウェアとして活用していますが、格式の高い名門コースではドレスコードが厳格で、TPOに応じた適切なウェア選びが求められます。

一方で、カジュアルなドレスコードを採用するゴルフ場も増加傾向にあり、ゴルフウェアの在り方も徐々に変化しつつあります。

これからは、機能性とファッション性を兼ね備えながら、より手の届きやすい価格帯のゴルフウェアが増えていくことを期待しています。

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