マスターズ・トーナメントは、アメリカ合衆国ジョージア州のオーガスタ・ナショナル・ゴルフクラブで開催される、ゴルフの4大メジャー選手権の一つです。
マスターズ|TBSテレビ他のメジャートーナメントが毎回開催コースを変える中、マスターズは伝統を重んじ、毎年同じオーガスタ・ナショナル・ゴルフクラブで行われます。
この大会の特徴はその選出方法にあります。
前年度の世界各地のツアーでの賞金ランキング上位者やメジャー優勝者など、厳格な招待資格を満たす「マスター(名手)」たちのみが出場できることから、「ゴルフの祭典」として世界中のファンから敬愛されているのです。
2025年のマスターズ・トーナメントには95人のトップ選手が出場予定ですが、日本からの出場者は松山英樹選手ただ一人。
2021年、アジア人として初めてマスターズを制した松山選手の活躍に、日本中のゴルフファンが期待を寄せています。
松山選手とマスターズの縁は長く、彼は「アジアパシフィックアマチュアゴルフ選手権」で優勝し、2011年と2012年にもマスターズに出場しています。
特筆すべきは、2011年には「ローアマ」(アマチュア選手の中で最も成績が良かった選手)のタイトルも獲得したことです。
実は個人的な話ですが、2012年のマスターズで松山選手のキャディを務めたのは、現在私がレッスンをお願いしている先生なのです。
松山選手とは大学時代の同級生で、私は勝手に松山選手との縁を感じています。
松山英樹選手のキャディさん小林克也くんに捕獲されちゃった!
— TBSマスターズ (@TBSmasters) April 3, 2012
離してー!バタバタ!
小林くんは松山選手の同級生でプロ候補!
明るいキャラでニコニコ楽しいナイスガイだよ!
だから、手を離してー! pic.twitter.com/MiKH2HlH
また、私が応援している若手アマチュアの中野麟太朗選手も、先日の「アジアパシフィックアマチュア選手権」で惜しくも3位となり、マスターズ出場権を獲得できませんでした。

かつての松山選手のように、中野選手も近い将来マスターズの舞台に立ってほしいと、古くからのファン(自称)として心から願っています。
優勝者だけに与えられるグリーンジャケットを再び日本に持ち帰るチャンスとなる今回のマスターズ・トーナメント。
唯一の日本人出場者である松山英樹選手の活躍から、一瞬たりとも目が離せません。