東大入試よりも狭き門!プロゴルファーへの過酷な道のり
2024年度の女子ゴルフ最終プロテストが終了し、壮絶な競争を勝ち抜いた26名の選手が晴れてプロの称号を手にしました。
この数字、実に合格率はわずか3.7%。
宝塚音楽学校の倍率12倍、東京大学の倍率3.2倍をも上回る厳しさです。
最終プロテストは2024年10月29日から11月1日までの4日間、各地で行われた第1次、2次予選を勝ち抜いた695人の選手たちが熱戦を繰り広げました。
このうち上位20位タイまでの選手だけがプロになる資格を得られるという狭き門。
今年は最終的に26名が合格を勝ち取りました。
JLPGA最終プロテスト2024🏌️♀️
— 日本女子プロゴルフ協会(JLPGA) (@JLPGA_official) November 1, 2024
晴れて合格を勝ち取った26名の選手たち👏
合格者プロフィール🔽https://t.co/3OgW9Ljmml
最終成績🔽https://t.co/yuQmYxTLZa#JLPGA pic.twitter.com/ylMKYaeKvf
プロの世界の厳しい現実
合格したからといって華やかな道が約束されているわけではありません。
プロゴルファーの世界は想像以上に厳しいものです。
- 出場できる試合は限られており、さらに予選を通過しなければ賞金獲得のチャンスはありません
- 優勝すれば数千万円の賞金を手にできますが、下位になるほど獲得額は急激に減少します
- 毎年多くの新人プロが誕生する中、長く活躍できる選手はごく一部です
5度目の挑戦で夢を掴んだ六車日那乃選手
今年のプロテスト合格者の中で特に注目したいのが、埼玉県出身の六車日那乃(むぐるまひなの)選手です。
彼女は5回目の挑戦でついにプロの座を勝ち取りました。
アマチュア時代から女子プロゴルフの大会に出場し、上位の成績を残していた六車選手。
ナショナルチームにも参加していたにも関わらず、プロテストの壁は厚く、今回ようやく合格を手にしました。
彼女の穏やかな笑顔と諦めない精神は、多くのゴルフファンに感動を与えています。
2024プロテスト合格者 – 六車 日那乃|JLPGA|日本女子プロゴルフ協会来年こそは!注目の伊藤真利奈選手
来年のプロテスト合格を願いたいのが、北海道出身の伊藤真利奈選手です。
永谷園のCMにも出演し、華やかで存在感のある彼女ですが、その裏では並々ならぬ努力を重ねています。
TV番組で紹介された、コーチから譲ってもらった古い中古車に乗って練習に励む姿は、多くの視聴者の心を打ちました。
2024年のプロテストは2次予選で敗退してしまいましたが、その挫折をバネに来年こそは合格してほしいと、多くのファンが応援しています。
厳しい世界だからこそ輝く夢
女子ゴルフの世界は厳しくも美しい。
3.7%という狭き門を突破した選手たちの今後の活躍が楽しみです。
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