2025年度第109回日本アマチュアゴルフ選手権|横浜カントリークラブで中野麟太朗選手を応援してきました

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日本最高峰のアマチュア大会を観戦

神奈川県保土ヶ谷区にある横浜カントリークラブで開催された「日本アマチュアゴルフ選手権競技」の最終日を観戦してきました。

第109回 日本アマチュアゴルフ選手権 | 本選競技 | 選手権競技 | JGA 日本ゴルフ協会

2025年7月4日、猛暑の中での観戦でしたが、間近で見るアマチュア選手たちのプレーに圧倒されました。

私の目的は2023年大会の優勝者、中野麟太朗選手の応援です。

早稲田大学4年生でゴルフ部主将でもある中野選手にとって、プロを目指す前の最後の日本アマチュア。

ぜひその雄姿を目に焼き付けたいと思い、横浜まで足を運びました。

アクセスはJR東戸塚駅からクラブバス

横浜カントリークラブにはギャラリー用の駐車場はありませんが、JR東戸塚駅からクラブバスの無料送迎がありました。

私は電車の遅延でクラブバスに乗れませんでしたが、タクシーでクラブハウスのエントランスまで直接入ることができました。

タクシーで10分ほどの距離です。

日本アマチュアゴルフ選手権とは?

日本アマチュアゴルフ選手権は、日本ゴルフ協会主催による日本の男子アマチュアゴルファー日本一を決める大会です。

4日間72ホールのストロークプレーで優勝を争う、アマチュア界では最高峰のトーナメント。

驚いたのは 観戦が無料 だということ。

ただし、横浜カントリークラブの厳しいドレスコードが設定されていました。

第109回 日本アマチュアゴルフ選手権 | 観戦案内・TV放映 | 選手権競技 | JGA 日本ゴルフ協会

実際には守っていない人も多数いましたが、一応襟付きシャツにロングパンツが基本でした。

ギャラリーはほぼ関係者のみ

プロのトーナメントとは全く違う雰囲気でした。

ギャラリープラザはもちろんなく、観客のほとんどが出場選手の関係者や保護者。

クラブハウスやコース内のトイレは利用可能で、この点はありがたかったです。

(通常、プロのトーナメント会場ではクラブハウスおよびコース内のトイレは選手・関係者のみ使用となっており、ギャラリーは仮設トイレを利用します)

中野麟太朗選手のプレーを間近で

お目当ての中野麟太朗選手は、バーディー発進で絶好のスタート。

一時は首位に追いつきそうな勢いでした。

2023年の優勝者だけあって、そのショットの正確性とパッティングの技術は素晴らしいものでした。

しかし、後半になるとうまく噛み合わず、最終的には15位タイでフィニッシュ。

それでも間近で見るプレーは迫力満点で、プロを目指す彼の真剣な表情が印象的でした。

中野選手の素晴らしいところは、他の選手のショットに対して「ナイスショット」や「今のショット、すごくよかったね」と積極的に声掛けをしているところです。

暑さで余裕がない選手も、中野選手の声掛けに笑顔になっている表情が印象的でした。

早稲田大学ゴルフ部の主将らしい、人柄の良さが滲み出ていました。

プロとアマチュアの違いを間近で感じる

飛距離やショットの正確性はほぼプロと変わりません。

しかし、観戦していて気づいたのは、プロは自分のミスショットに対してあまり言葉を発しないのに対し、アマチュアの選手は「今のショットは下手だった」と言葉にしている光景を何度か見かけました。

この率直さがアマチュア大会ならではの魅力かもしれません。

技術レベルは非常に高いものの、感情のコントロールという点では、まだプロとの違いが見て取れます。

また、今大会は東北福祉大学の佐藤快斗選手が優勝を飾りました。

4日間で15アンダーという圧倒的なスコアでの勝利。

プロゴルファーとほぼ変わらないスコアで、圧巻でした。

驚いたのは2位の長﨑大星選手がなんと高校生だったこと。

男子ゴルフの将来が楽しみです。

アマチュアの大会とはいえ、そのレベルの高さには驚かされます。

観戦時の注意点

(1)とにかく暑い

7月の横浜カントリークラブは想像以上に暑かったです。

選手たちも明らかに暑さで辛そうにしていました。

帽子、日傘、日焼け止め、水分補給グッズは必須です。

(2)コース選択は要検討?

毎年開催コースは変わりますが、2026年は三重県の四日市カントリー倶楽部での開催予定。

三重も7月は相当暑いのではないでしょうか。

選手の体調面を考えると、開催時期や会場選択については再考の余地がありそうです。

(3)ドレスコードは一応意識

実際には緩く運用されていましたが、一応ゴルフ場のドレスコードは意識した方が良いでしょう。

襟付きシャツに長ズボンが基本です。

ちなみにプロのゴルフトーナメントはギャラリーのドレスコードはありません。

サンダルは滑るので危険ですと書いてある程度です。

(4)撮影はNG

最近プロのトーナメントは撮影が無音カメラのみOKの場合が増えてきましたが、日本アマチュアゴルフ選手権は撮影NGでした。

まとめ

無料で観戦できる日本最高峰のアマチュア大会。

プロのトーナメントとは違った、アットホームな雰囲気が魅力的でした。

中野麟太朗選手の今後の活躍も楽しみです。

プロを目指す彼の姿を応援し続けたいと思います。

暑さ対策をしっかりして、ぜひ一度観戦してみてください。

きっと新たなゴルフの魅力を発見できるはずです。


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